医薬品流通をコントロールし、 地域に必要な薬を確実に届ける

PROFILE

営業

織田 陽介

2013年新卒入社

ビジネス学部卒。就職にあたっては営業職を志望し、自分の知らない世界で活躍する医師の方々を相手にする中北薬品の営業に魅力を感じて志望。入社後は静岡県の三島支店に配属となり、主に開業医のお客さまを担当。2023年に名古屋市内の天塚第一支店に異動し、現在はチームリーダーを務める。

織田さんは入社後、
どのように医薬品卸の営業スキルを
身につけたのでしょうか。

私は文系出身で、医薬品に関する知識がまったくないまま入社しましたが、まわりの方々のおかげで一人前に成長できたように思います。最初に配属された三島支店では、上司や先輩方が親身になって私をサポートしてくださり、しばらくは先輩に同行して営業ノウハウを現場で習得。担当する医療機関を引き継いで独り立ちしてからは、医師や薬剤師の方々からもいろいろと教わりました。お客さまに「わからないことがあるので教えてください」と正直にお伝えすると、みなさん優しく対応してくださりました。そうしたお客さまからの恩義に報いたいと、自分でもしっかりと勉強していくうちに、徐々にお客さまからのご要望にこちらから提案できるようになっていきました。

営業として成長を重ねたいま、
この仕事の面白さをどこに感じていますか。

担当する医療機関との関係を深め、お客さまの懐に入り込んでいくことにやりがいを感じています。各医薬品メーカーの担当者も頻繁に情報提供に訪れますが、患者対応で多忙な医師の方から「織田くんが窓口になってメーカーとの面談を調整してほしい」と依頼されることもあり、そこまで信頼いただいた時はうれしく思います。過去、三島支店に在籍していた時、ある医師から「インフルエンザの治療薬が至急欲しい」というご要望をいただいたものの、支店内に在庫がなかったため、その日のうちに愛知県の物流センターまで車を走らせて取りにいったことも。お客さまからはたいへん感謝いただきましたし、そうした信頼に必ず応えたいという気持ちが私の仕事の原動力になっています。

この仕事を通して、どのように地域に貢献したいと考えていますか。

近年、医薬品の供給不足が社会問題となっています。医師の方々から要望があっても、メーカーから出荷されておらず、納入が困難な事態にもたびたび直面します。それは結果として、患者さんの生命にも関わりかねない。中北薬品では、それぞれの営業が担当エリアの管理をすべて任されているため、私は絶えずお客さまとコミュニケーションをとり、各医療機関での医薬品の在庫を把握することに努めています。在庫に余裕があれば、本来そちらに納入する予定だった薬を、いま切迫して必要としている他の医療機関に回すことができる。これは労力を要する作業なのですが、担当地域内での医薬品の流通を自分がコントロールすることで、地域の医療を守ることに貢献できればと考えています。

TOPICS

ある一日のスケジュール

Daily Schedule

AM 8:30 出社
AM 8:35 社内会議で新薬などの情報を共有
AM 9:30 お客さまからの電話対応の後、外出
AM 11:30 開業医のお客さまを中心に営業活動
PM 14:00 外出先で遅めの昼食
PM 15:00 薬局やクリニックなどへ営業活動
PM 17:00 帰社後、お客さまからの質問に対応
PM 18:30 伝票処理などの業務を終えた後、退社

日中は営業車で担当エリア内の医療機関のお客さまのもとへ。平均20件ほど訪問し、医薬品のご提案などを行っています。

さらなるキャリアアップに向けて、
これからの目標を教えてください。

地域の医療を支える医薬品卸の営業として、お客さまからのご要望に迅速にお応えし、納入が困難な薬なら代替品を的確に提案できる知識と能力を磨いていきたいです。また、チームリーダーの立場に就いていることもあり、若いメンバーたちがいっそうやりがいをもってこの営業に取り組めるような環境づくりにも力を入れていきたいと考えています。私がこれまで培ってきた知見をしっかりと伝えていきたいですし、まだまだ当社の営業体制は改善の余地があると感じていますので、たとえば医療機関のお客さまの情報を管理して分析、活用するような仕組みなどもつくっていきたい。これから入社される方も含めて、誰もが中北薬品で働くことに誇りを持てる会社にしたいと思っています。

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